妊娠中の妻
妊娠中の妻への何気ない一言が、
思わぬ地雷となり、夫婦関係に亀裂を
生じさせることがあります。
ホルモンバランスの変化や体調の不安定さから、
普段は気にならない言葉でも敏感に
反応してしまうことがあるのです。
その言葉はもしかして
一生、許されない言葉
になるかもしれない。
取り返しがつかなくなる前に
こんな言葉は超危険ワード
だということを覚えておいてください。
1、「太ったね」

鏡を見るたびに変わっていく自分の体。
「母になるため」と理解していても、
他人から指摘されると、それが
自分の価値を下げるものだと
思い込んでしまうことがあります。
二人の子供を妊娠してくれている妻に対し
「太ったね」と言う言葉はあまりにも配慮がありません。
太りたくて、太っているわけではないのです。
2、「そんなにしんどいの?」

妊娠中、体の中では想像を超える変化が起こっています。
命を育てるという大きな役割を担う中で、
ホルモンの変動、身体の負担、そして心の不安定さに
日々向き合っている女性にとって、
「そんなにしんどいの?」という一言は、
とても傷つく言葉になります。
3、「俺も仕事休みたいな(笑)」

妊娠中の体調不良やつらさを
分かち合いたいと願っている中で、
夫からの軽い冗談や無神経な発言は
「私の大変さを全く理解していないんだ」
と感じさせます。
日々変化していく体。
それに戸惑う毎日。
選択肢があって休んでいるわけではなく
休まなければならなかったのです。
4、「まだ寝てたの?」

妊娠中の身体的負担やつらさを
わかってもらえないという孤独感が押し寄せます。
「怠けていると思われたのかな」
と自己嫌悪に陥ることも。
「妊娠しているから仕方ない」と
妻自身、頭では理解していても
夫の言葉により罪悪感が生まれます。
5、「飲み会行ってくるわ」

「なんでこんな大変な時に、
気軽に飲み会なんて行けるの?」と
腹立たしく思うこともあります。
自分の体がどうしようもなく制限される中で
夫だけが自由に過ごすことへの
不公平感も影響します。
6、「母さんがこう言ってたけど…」

「私の体や赤ちゃんのことなのに、
どうして義母の意見が優先されるの?」
と感じることがあります。
「夫婦の問題を共有しているつもりだったのに、
自分はその輪の外にいるのでは」と思うことも。
義母の意見は「こうすべき」という
プレッシャーとして感じられることもありますし
「お義母さんがこう言ってるんだから」と
夫がそれを正当化することで、選択の自由を
奪われた気分になるため、良い発言とは言えません。
7、「俺のご飯は?」

体が思うように動かない中で家事をこなすのは一苦労。
「私だって休みたいのに」と思いながら、
それが許されないように感じると、さらに疲れが募ります。
これは甘えではありません。
大人なんですから自分のご飯は
自分で準備しましょう。
優しさをもって接してください。
8、「お金かかるよね、子どもって」

「子供を育てるために、
もっと頑張らなければならない」
というプレッシャーを感じます。
自分の体調や精神状態が不安定な中で、
経済的な心配まで押し付けられるように感じると、
心が押しつぶされそうになります。
命の重みよりもお金の話を優先されると、
夫婦の絆が薄れてしまうように感じることも。
9、「今は子どもが優先なんだよね、俺より」

「私だって赤ちゃんを最優先に
しなければならない現状で精一杯なのに、
どうしてそんなことを言うの?」
という苛立ちを覚えます。
「一緒に頑張ろうと思っていたのに、
どうしてそんな冷たい言葉をかけるの?」と、
夫婦の信頼感が揺らぐ瞬間です。
妊娠、出産、子育ては
二人三脚で乗り越えてゆくものです。
10、「もう少し可愛くしてよ」

「妊娠中の私に、そんなことを言うの?」
という怒りがこみ上げます。
夫がその一言を軽く言った場合でも、
妻にとっては心の負担が大きいものです。
シンプルに優しくないですよね。
赤ちゃんをお腹で育てるために
必死に変化についていく妻に対して
なげる言葉ではありません。

妊娠中は、女性にとって身体的にも
精神的にも大きな変化を経験する特別な時期です。
その中で、夫の一言が妻の心を支える
大きな力になることもあれば、
逆に傷つけてしまうこともあります。
そして一生、許されない言葉になることも。
今回紹介した「地雷になる超危険ワード10選」
を参考に、妻の気持ちを思いやりながら、
言葉を慎重に選んでみてください。